※参考文献
リンデさん(@linde3469)の記事。実際に鉢巻トリックを採用したパーティ例と、具体的な動かし方について詳しく書いてある。
【概要】
バトル施設におけるメジャーな戦略として、「相手の攻撃技のPPを全て削り切り、後ろの積みアタッカーを通す」というものがある。安全な状況を作ってから態勢を万全にして全抜きする、事故を防ぐことを第一優先とするゲームにおいて非常に理に適った戦法である。
この戦法をスパイス感覚で高速で回せるようにしてくれるのが鉢巻トリック。基本的にバトル施設に登場する敵は余程のことがない限りはポケモンを入れ替えてこないため、トリックさえ通してしまえばプレッシャーキャラを使用せずとも速やかにPPを削ることが出来るようになる。ついでに光の粉やせんせいのツメなどの厄介なアイテムも奪ってしまえるため余計な事故も減らせる。
初手で上手く補助技やじしんなどで縛れた場合は即座に後ろのみがわりラティマンダを通して俺の勝ち。
鉢巻トリックを使ううえで注意しなければならないのが、相手が初手でソーナンスを繰り出してきた時。鉢巻だけ押し付けてそのまま後ろに引くことが出来ないため、相手のカウンターやミラーコートとある程度付き合う必要がある。
リンデさん曰く、初手ソーナンス対面で初手にトリックを使うと、トリックのタイプ(エスパー=特殊)に反応してミラーコートを使ってくることが多いそうである。面倒な相手ではあるが、トリック要員にちきゅうなげ辺りを採用しておいて落ち着いて行動すれば十分に対処出来る範囲だろう。技にどくどくを仕込んでおけば、初手トリック→どくどくから、毒ダメージでソーナンスが倒れる直前にもう一度トリックで鉢巻を回収することで、効率よく相手の2匹目に改めて鉢巻トリックを仕掛けることも出来るので覚えておいて損は無いはず。
サイドンやアーマルドなどに爪+急所でトリックをする前に潰されたら流石に仕方ないと思って割り切ろう。
トリックを使えるのはフーディン、バリヤード、オオタチ、ドーブル、マッスグマ、ブーピッグ、パッチール、カクレオンの9体。種族値の低さは否めないが、何かしらの個性を持つキャラがそこそこいるため、パーティによってトリック要員を広く選択することができる。
トリック要員と積みアタッカーのお供には、リンデさんのパーティにも採用されているゲンガーのほか、メタグロスを受けられるスイクンや、ラティアスなどのAを下げられる技を持ったキャラが候補に上がるだろう。
【個別考察(並びは番号順)】
S実数値を173以上にできる唯一のキャラ。補助技もでんじはやいちゃもんなどの有用なものが揃う。物理耐久が壊滅的なので、せめてA200サイドンの地震耐え程度には振っておきたいところ。
フーディンよりは多少タフだが、その代償として素早さが大きく落ちる。バトンタッチのおかげで初手ソーナンスで楽に動けることが大きな差別化要素になる。その他の補助技の範囲はフーディンとほぼ同じ。
・オオタチ
マッスグマに勝る点が何一つない。無理。
・ドーブル
耐久力が無さすぎるため基本的にトリックしたターンに死ぬが、生き残れた場合は2ターン目におんねんを使うことで一瞬でわるあがきに追い込むことができる。ワンチャンはある。
鉢巻トリック要員最右翼。あまえる、でんじはと両立可能な点が非常に優秀。耐久も物理特殊とも最低限は確保できるため、トリックを刺したあとも後続への補助を遂行しやすい。少なくとも現時点ではぶっちぎりの最強キャラ。
ほたるびバトンができる。以上。
バリヤードをさらに1.5倍くらいタフにして素早さを少し下げたような能力を持つ。エスパー特有(?)のいちゃもんは健在だがでんじはが消えた。
バトンとねがいごとが出来るらしいよ。
でんじはとしたでなめるを両立して特性じゅうなん以外の相手を全部麻痺に出来るとかいう謎の個性を持つ。鈍足なので上から殴られはするが、耐久力はしっかりしているためトリックは十分決められるだろう。
【まとめ】
マッスグマはこのキャラランクでいうところのB〜Dランク辺りに十分食い込めるだけのスペックはあると思う。
【おまけ】
トリックキャラランク
おわり