人の心を操るなど造作もないことよ
使用構築
ソーナノの浮きっぷりが半端ねえ
したいこと
<カウンター!じたばた!
<壁貼り!おきみやげ!
<はらだいこ!全抜き!
ダブル部門で使う予定の耐久ぶっぱカビゴンが試用段階で非常に面白いポケモンだということが分かったので、シングルでも使うことにしてみたの巻。単に個体調達が面倒だったという理由もある。
しかし、カビゴンの鬼耐久を持ってしても、太鼓で半分削れた状態から全抜きするのは流石に厳しい。というか無理。
そこで、両壁を貼りつつ置き土産におきみやげまで残せるラティオスをサポート要員として採用。
この段階でキツそうなのが、
・おきみやげが効かず、コメットパンチで壁付きカビゴンをゴリ押してくるメタグロス
・壁を破壊する瓦割りを振り回し、ついでにカビゴンの弱点を突いてくるヘラクロス
・必ず補助技から入るラティカビに刺さるアンコール持ちのソーナンス
この辺り。
←やばい(青いやつ多くない?)
このうちソーナンスについては当時は影踏み同士が対面しても特性の効果が無くならないという仕様により、
オフ会ルールにて『双方の手持ちに特性が影踏みのポケモンがいた場合、両者そのポケモンを選出できない』と定められているため、こちらも影踏みキャラを採用することで自動的に選出を縛ることができる。
ということで問題はヘラグロスの2匹。
元々は、こちらの残りの3匹で圧力をかけ、そもそもこの2匹を相手に選出させないような構築を目指していたのだが、
2匹に確実に圧力がかかるキャラがファイヤーとゲンガーくらいしか存在しないうえに、ヘラクロスはともかく、ラティカビを採用している時点でメタグロスはまず間違いなく出てくることに気づき断念。
そこで、ヘラクロスに強いがメタグロスを呼ぶポケモンであえて残りを埋め、初手に誘き出したメタグロスをカウンターでハメて処理する方針で固まった。
個別解説
・カビゴン
種族値:160-110-65-65-110-30(540)
努力値:H164 B252 D92
実数値:256-130-128-×-142-50
性格:わんぱく
技:はらだいこ/恩返し/地震/シャドーボール
持ち物:残飯
備考:ダブルのと一緒
というわけで使いまわした耐久ぶっぱ太鼓カビゴン。まもるがシャドーボールに変わっている。こいつに全抜きを全て任せているため、出来るだけ広範囲を攻撃できるように3ウェポン型。
火力と技範囲は申し分なく、(多分)エアームド以外の相手には全て等倍以上で攻撃できる。
シングルでの太鼓が如何にキツいかを散々分からせてくれた。
・ラティオス
種族値:80-90-80-130-110-110(600)
努力値:H188 C68 S252
実数値:179-×-100-159-130-178
性格:臆病
技:サイコキネシス/リフレクター/ひかりのかべ/おきみやげ
持ち物:曲がったスプーン
備考:H4振りヘラクロスをサイコキネシスで確1/Sぶっぱ/残りH
カビゴンの太鼓サポート要員として採用。NNを「ヤティオス」にすることで錯乱させる的なのを狙った。
カビゴンとヘラクロスが対面してしまうと終わるため、圧力をかけるだけではなくせめて倒せるようにしておいた方がいいだろうということでこんな配分になった。
元々はスキルスワップを採用しメタグロスにも無理やりおきみやげを通す予定だったが、スキスワした後なぜか相手のメタグロスが浮き始め、カビゴンの地震で倒せなくなる問題が発生したため断念。
本来は苦手なプテラが相手でも、しっかりと役割をこなせるのはえらかったかなと。
・ザングース
種族値:73-115-60-60-60-90(458)
努力値:H220 A4 B204 D4 S76
実数値:176-136-116-×-81-120
性格:わんぱく
技:こらえる/じたばた/シャドーボール/カウンター
持ち物:カムラのみ
備考:A205鉢巻コメットパンチを94%くらいの確率で耐える/カムラ発動で最速110族抜き
ネコブのみが無かったとかいうクソみたいな理由で乱数し直した子。元々このポケモンには様々な思い出と愛着があったが、今回もフレームが全く合わず当日の新幹線の中でようやく理想個体が生まれるという強烈な印象を植え付けてくれた。
XDだと見せ合い時点でラティオスの隣にいるせいでラティアスと見間違える人が続出していたのが面白かった。
そして見間違いに気付いた瞬間に、
「なんだザングースかよ」「斬!?」「またこいつか」「よっしゃ殺せ」
だの色々言われていたのも面白かったが可愛そうだった。
第8回くどオフでメタグロスにあまりにもボコボコにされたため、「ザングースと対面したメタグロスは必ず舐めて殴りかかってくるだろう」という考えの下カウンターを搭載。初手でメタグロスと対面してブチ込んでいく。
カウンターでメタグロスを倒した後、こらじたで出来るだけ相手に負担をかけていくのも仕事。
剣舞が無いので威力はそこまでだが、最後っ屁としてはまあまあと言ったところか。
カァ〜、メタグロスキッツいわァ〜とか言いながらレジロック使った方が多分強いと思います。
・ソーナノ
種族値:95-23-48-23-48-23(260)
努力値:HB252 D4
実数値:202-×-110-×-69-43
性格:わんぱく
技:カウンター/ミラーコート/みちづれ/アンコール
持ち物:ラムだったはず
備考:ぶっぱ
相手のソーナンスを縛るためだけに採用。『実用性のソーナンス』と、『相手のメタグロスの意識を切るソーナノ』を天秤にかけた結果ソーナノが入ってきた。
というかこんなコメパンブッ刺さり構築にソーナンスなんかが入ってたら相手に意識されまくって初手にメタグロス出されなくなる気がするのでこの枠はソーナノしかありえないと思ってます。
対戦が終わった後、「あ、さっきのソーナノだったんですか」と言われて少し切なくなるなどした。
・プテラ
種族値:80-105-65-60-75-130(515)
努力値:H4 AS252
実数値:156-157-85-×-95-200
性格:ようき
技:いわなだれ/じしん/つばめがえし/はかいこうせん
持ち物:こだわり鉢巻
備考:ぶっぱ
くどオフで使われた鉢巻プテラがめちゃくちゃ強かったので丸パクリした。
ちなみに本家プテラはH実数値を16n+1にすることによっていばみが型に偽装している。丸パクリしたかった。
snowanorith.blog.fc2.com(本家記事)
・サマヨール
種族値:40-70-130-60-130-25(455)
努力値:HB252 D4
実数値:147-90-200-×-151-45
性格:わんぱく
技:おにび/あやしいひかり/ちきゅうなげ/シャドーボール
持ち物:オボンのみ
備考:ぶっぱ
封印が卵技だということを知れたのが1番の収穫だった。
戦績
1勝13敗くらい
反省
なんかもうすげえ弱かった。
どれくらい弱かったかというと、バルキー三兄弟入り構築にいたヤドランに何も出来ずにボコボコにされるくらい。やばい。なんだったんだバルキー三兄弟。
ようやくもぎ取った1勝も特殊ギャラ入りダブル構築との大激戦を制した時のものである。ぶっちゃけ全敗と言い換えても差し支えない。というかギャラが物理だったら普通に負けてた。
うんまあ何でこんなに弱かったのかっていう話なんだけど、とりあえずその分かりやすい原因を3つほど。
問題点①:メタグロスが言うほど初手に出てこない
構築のメンツを見ればコメパンがブッ刺さりすぎていることは誰でも分かる。うん。
だからと言って、メタグロスが初手に出てくるかどうかはまた別の問題なのである。
積みエースがいれば積みエースが活躍するように動くし、序盤に麻痺を撒きたければ初手に出すのはサンダースである。そりゃそうだ。
そして、こちらは初手でザングースとメタグロスが対面して、なおかつ正直に殴ってくるのを前提としたギミック(?)となっている。
簡単に言うと、メタグロス採用構築との対戦で、初手でザングースとメタグロス以外が対面してしまえばもうその時点で終了である。
問題点②:カビゴンが全抜きする前に死ぬ
努力値を耐久に振り切り、壁も貼っていたとはいえ、回復ソースが残飯しかないカビゴンがどうしても脆かったのであった。なぜか既にHP半分削られてるし。
また、はらだいこを決めた時に相手のカビゴンへの殺意がMAXになる影響で、せっかくの太鼓カビゴンが爆殺されまくる問題がどうしても最後まで解決出来なかった。
この辺りは見通しが完全に甘かったと言わざるを得ない。
問題点③:メタグロスがザングースを殴ってこないことがある
何でだ...どう考えてもコメットパンチ大安定でしょこの対面...もっと脳死コメパンを見せてくれよ...
感想
『初手にメタグロスが出てくる』という相手に依存しまくった前提で構築を組んだ結果、こんな戦績になってしまった。
次は自分から動いて勝ちにいくような構築を組みたい。
一応コンボが非常に美しく決まった時の動画を貼っておきます。
今回のパーティのそれなりに理想的な動かし方(負けた) pic.twitter.com/USwiLsEfsx
— Bao (@Bao59097625) 2019年12月28日
それではこの辺りで。
↓ダブルで使ったもの