このプテラかっこいいよね
ダグトリオを見れるから、というだけの理由でサンダーの代わりに使い始めたプテラだが、どうやらダグトリオ対策だけに留まらない超優秀キャラ疑惑が立ってきたのでここで一度まとめておく。
プテラを知る
タイプ:いわ・ひこう
種族値:80-105-65-60-75-130
特性:プレッシャー(いしあたま)
地面無効プレッシャーキャラの1匹。
プレッシャーキャラとしては既にサンダーが有名であり、実際に技の威力や単純な数値でも検索数でも軒並みプテラを上回っている。単にスペックだけを比較すれば、プテラが明確に勝っていると言えるのは素早さと後はせいぜいノーマル耐性くらいのものだろうか。
しかし僕はこの素早さの一点だけで他の数値の差をひっくり返しかねない可能性を秘めていると考えている。
サンダー考察 では、サンダーのことを『欲しい要素が必要なだけ全部揃ってる超有能キャラ』と書いているが、実は素早さだけ絶妙に足りていないのである。
*エメラルド敵キャラS順リスト。右から2列目がレベル50のS実数値。MIさん(@MI_Poke_X)作成
参考:【エメラルド】バトルタワー素早さ解説 - フロンティア攻略雑記
上の画像が詳しいがエメラルドのバトルフロンティアでは最速の敵が非常に少ない。素早さ上位陣とて例外ではなく、少なくとも105族以上ではサンダースとゲンガー、ニューラのそれぞれ1個体を除いて全て準速かそれ未満しかいない。
このリストを見れば僕がなぜプテラやラティオスをS173調整で使っていたかを理解していただけると思う。敵のほとんどがS実数値172までの範囲に収まっており、174以上に上げる必要が薄かったためである。
また、S174以上の敵は僅か3種6個体しかおらず、その中で単体で脅威になりそうなのが粉クロバットしかいないことも分かる。(サンダースはハピナスを投げれば解決、バトンテッカニンも受け前提のパーティならば怖くない)
以上の理由により、僕はS173以上かそれ未満で明確な線引きがされていると考えており、このラインを勝手に†人権ライン†と呼んでいる。(さっき考えた)
そして、最速サンダーのS実数値は167である。これは人権ラインを下回り、ライコウを初めとした準速115族との同速勝負を強いられることを意味する。
対してプテラは数値こそ物足りないもののS種族値130を誇り、性格補正をかけずともこの人権ラインを容易に上回ることができる。
プテラとサンダーとの決定的な違いがここにある。
僕は勝ち筋を作るパーティより負け筋を無くすパーティの方が勝ちやすいと考えているため、一撃技を持ち印怯み事故が起こりうるダグトリオを安定して見れるというだけでもプテラは替えが一切効かない唯一無二のキャラだと思います。
というかぶっちゃけ現状サンダーより評価高いです。
配分例・技
努力値:H44 A28 B252 D4 S180
実数値:161-129-128-×-96-173
性格:わんぱく
技:つばめがえし/どくどく/守る/身代わり
持ち物:残飯
努力値:H172 A20 B252 D4 S60
実数値:177-128-117-×-96-173
性格:ようき
技:つばめがえし/どくどく/守る/身代わり
持ち物:残飯
○調整あれこれ
・H16n+1
・Bぶっぱ
・無補正全振り120族抜き
・残りAD
*2020-3-18 追記
当記事のコメントで、以前のものより明らかに強い調整例を頂いたのでそのままお借りしました。
基本的な使い方はサンダーと全く同じ。
耐久数値が低いだの言いながらも、なんだかんだで物理耐久は177-110サンダーより高くなっている。特殊耐久は絶望的だが一緒にハピナスを採用することで全て解決している感じになる。
Sに補正をかけてクロバット抜きの183まで上げた方がいいかは微妙なところである。少なくとも今使っているプテラハピナスサマヨールのパーティでは173で全く問題ないように思う。この辺りはパーティと要相談か。
上の方でサラッと流しているが、ノーマル耐性がえらい場面が地味に多い。不一致すてみタックルを身代わりが耐えて起点作成、というようなことがそれなりにあったりなかったりする。
攻略としてプテハピサマヨパーティ自体はオススメしませんが、プテラだけは胸を張ってオススメします。
ちまちま考えて失敗しながら進めていくことが好きなのでバトルタワー攻略を考えるのが非常に楽しい。
まもみがライコウ使ってみたいので誰か恵んでください。
それではこの辺りで。