・前回の反省
前回のサンプルパーティその4、自己最高の324連勝を達成しただけあって完成度は中々高いと思っていたのだが、325戦目で竜舞ボーマンダに負けて以来パーティを眺めているとそれなりに欠陥があることに気づいた。
・プテラ
まずプテラ。プレッシャー持ちのキャラでS173以上を確保できるのはプテラとライコウの2匹しかおらず、ライコウと違って無効タイプが1つあるのが大きな特徴。地面相手にハピナスの裏から投げられるのが非常に強い。
ただし弱点タイプがやたらと多い。バトルタワーの敵はこちらの弱点を突ける攻撃技を優先して使ってくるため、敵のライコウにめちゃくちゃ強い(瞑想を積まれる前に電気技を枯らせる)ことを考えると無理矢理利点と言えなくもないが、先制の爪持ちの敵に尽く弱点を突かれるのが大問題。努力値を物理耐久に寄せているため素の岩雪崩程度なら割と何とかなるが、一致コメットパンチで殴ってくるメタグロスや剣舞から岩雪崩で攻めてくるアーマルド、特殊95技を振り回す特殊アタッカーにはあっさり落とされることが多かった。開幕サイドンのつのドリルでブッ飛んだこともあったがまあそれはとりあえず置いといて。
プテラの強みは敵より速くないと発揮できないので、竜舞ギャラマンダの処理がしにくいのも欠点。思えば連勝ストップもマンダのせいであった。
・ハピナス
このプテラの欠点をある程度解消してくれるのがハピナス。プテラが最も苦手とするところの爪持ち特殊キャラはハピナスを後ろから投げるだけで対処できる、どころかむしろ起点にしてしまえるためこの点での2匹の相性は非常に良かったと言える。
しかし、当然ハピナスが岩雪崩を受けられるはずもなく、この2匹では爪持ち物理キャラの攻撃技が一貫しまくるのがとてもつらかった。
(よく勝てたなこれ...)・爪
— Bao (@Bao59097625) 2020年3月12日
・急所
・ハピナス#今日のバトルタワー pic.twitter.com/lUsEc61JDu
上述の竜舞ギャラマンダにも弱いまま。
まあこんな2匹なので当然3匹目に補完が欲しくなるわけですね。
・サマヨール
ということで3匹目にサマヨールを採用して完成したのが前回のパーティ。
物理耐久に努力値を割き、鬼火と眠るを採用することで対面からなら敵の物理キャラに強く、プテラとハピナスの身代わりの補助もできる非常に優秀なキャラであった。
うん。
裏から投げて物理技を受けたいという話をしているのに岩雪崩とコメットパンチが一貫していることがまるで解決できていないのである。
耐久数値は意外と大したことないため、物理受けなのに交代から物理技を満足に受けることができず、鬼火を撒いても急所を貰えばあっけなく沈むなど事故に非常に弱い印象を受けた。
というかそもそも鬼火を外す。
つのドリルこそ無効だが鈍足が祟ってサイドンに押し負けたこともあり、サマヨール自体は強力なポケモンであるものの安定しているとは言い難く、負け筋を減らすというコンセプトにはそこまで沿れていないように感じた。
プテラハピナスの並びは非常に綺麗なので変更するとしたらサマヨールの枠。そしてその枠には上述したこと、すなわち
・物理耐久がもう少し欲しい
・タイプ耐性ももう少し欲しい
・サイドンに勝ちたい
・竜舞ギャラマンダに強く出たい
・速くなってくれ
以上を満たしてもらう必要がある。
果たしてそんなポケモンがいるのか。
いた。
プテハピエア(72連勝)
連勝数大したことないじゃんとか言われると泣いちゃうのでやめてほしい
・プテラ
種族値:80-105-65-60-75-130(515)
努力値:H172 B204 D0 S132
実数値:177-125-111-×-95-183
性格:陽気
技:つばめがえし/どくどく/守る/身代わり
持ち物:残飯
備考:H16n+1/無補正全振り130族抜き/残りB
パーティの過労死担当。
プテラ考察のコメントで腕白より陽気の方がステータスが高くなることを教えてもらったのでツモりなおした。個体の調達のため、陽気プレッシャー個体の爺前固定に2時間、その後の孵化乱数に4時間近く要した。二度とやりたくない。
クロバット抜きで使ってみたかったのでS183まで振ったものの、一度もクロバットに当たらないまま負けたので色々と虚しくなるなどした。
・ハピナス
種族値:255-10-10-75-135-55(540)
努力値:H28 B252 C4 D100 S124
実数値:334-×-68-96-168-91
性格:図太い
技:卵産み/身代わり/どくどく/火炎放射
持ち物:光の粉
備考:H4n+2/Bぶっぱ/無振りジュゴン(70族)抜き/残りCD/阪神は関係ない
その2のものと同じ。
ゲンガー対策のために地球投げを火炎放射に変えたものの、一度もゲンガーに当たらないまま負けたので色々と虚しくなるなどした。
・エアームド
種族値:65-80-140-40-70-70(465)
努力値:H228 A4 B4 D212 S60
実数値:169-101-177-×-117-98
性格:腕白
技:まきびし/吠える/どくどく/眠る
持ち物:カゴのみ
備考:A200サイドンの岩雪崩を超高乱数3耐え/C161一致95技を高乱数2耐え/準速ガラガラ抜き
ご存知、プレッシャーと格闘耐性と鬼火と定数ダメージを捨てた代わりに物理耐久を高めて耐性を増やして一撃必殺無効にして2倍以上速くしてサイドンに勝てるようになったサマヨールこと、エアームド。
岩雪崩が等倍である点は変わっていないが、こちらは数値で無理矢理受けに行くことができる。
まきびしを採用することでプテラではどうあがいても勝てないハガネールを一方的にボコボコにできる雰囲気を出すことに成功した。何もできない敵が多すぎるので多分ドリルくちばしの方がいい。
配分はしゃわさんのものをそのまま拝借。
強すぎてこれ以外使えない身体になってしまった。1匹だけ存在する爪零度波乗りトドゼルガをどこまで重く見るかによって調整も微妙に変わってきそうだが、少なくとも今はこれしかないかな、という感じ。
敗因はメロメロエーフィ。サイコキネシスをプテラで枯らしたまでは良かったが、メロメロ+瞑想+噛みつくでハピナスが相討ちに近い形で落とされ、続くシャワーズを粘って毒殺するも最後のサンダースに一掃された。
敵トレーナーがおとなのおねえさんのナオミだった時点でブイズしか出てこないことは分かるため、エアームドを捨ててでもハピナスを優先して生存させなければならなかった。完全に僕のミスである。
プレイングを鍛え直します。
それではこの辺りで。
次回(今回の改良)
前回
エアームドについての詳しい記事