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ポケモンクリスタルを殿堂入りまで遊んだのでプレイ記と感想みたいなのを淡々と書いていく記事

あらすじ

きっかけとなったたこまかナゴヤオフ簡易オフレポ

8月末に金銀勢のたこさんと神風麻華さん主催のたこまかナゴヤオフに参加し、レンタルパーティを使用して初めて第2世代対戦というものを遊んだ。第3世代とは全く異なるダメージ感覚に戸惑いつつも、50カビゴンののしかかりで相手の55カビゴンを麻痺らせまくってそのままねじり倒すなどのビギナーズラックを発揮し、最終的に予選を2勝2敗とそこそこ見られる戦績で取り終えた。(結果は予選落ち)

 

 

 

 

で、このオフの中でいつか自分で第2世代のパーティを持って対戦したいと思い参加者の方々に色々話を聞いていたところ、とりあえずポケモンの準最新作品であるところのクリスタル版*1をクリアすることを勧められたため帰宅後即購入した、というのが今回このソフトを遊び始めた経緯である。

3DSへの課金が8月30日までだったので本当にギリギリだった。間に合って良かった。

 

その他オフ当日ツイート集

 

会場にある要素が全て楽しい、素晴らしいオフでした。主催のお二人、他参加者の方々に感謝。

 

本編

リメイク作品であるハートゴールドは遊んだことはあるが、プレイしたのがそもそも相当昔なことに加え、ダイヤモンド版からシャドーボールヘドロばくだんと10万ボルトの技マシンを輸送してゲンガーで全てを破壊する暴虐プレイでクリアしたため内容をほとんど覚えておらず、実質的にほぼ初見プレイの形になった。

 

御三家はオフでレンタルした55バクフーンに終日頼りっぱなしで多少の愛着があったという理由でヒノアラシを選択。純粋にキャラも相当好き。ランニングシューズをもらえない(そもそも存在しない)ことにとりあえず驚く。

第3世代以降とは全く違うボックス操作に戸惑う。走れないことに対しては遊んでいるうちに慣れたが、こちらは結局最後まで慣れなかった。第2世代→第3世代で最も進化したのは多分ここ。金銀の発売年が1999年、ルビサファの発売年が2002年なので、たった3年でここまで進化したと考えるととんでもないことである。

 

くらやみのほらあなでズバットとゴースを捕獲。捕獲要員にするつもりでいたがあまりの火力の無さに絶望する。が、キャラが好きなので何となく同行させる。

ドットの動きが全体的にリアル寄りで面白い。エメラルドのような躍動感はないが、所謂生物らしさという面ではこちらの方が好きかもしれない。

 

ヨシノシティのジムをクリア。せっかくのジョウト地方なんだから新ポケを使って欲しいと思わないでもない。戦う時期が時期なのでヨルノズクを使えとは言わないが、せめてポッポの枠はホーホーでも良かったのでは。

マダツボミのとうのイベントを着々とこなす。ヒノアラシのおかげで攻略が楽。途中で出てきたゴースを捕獲して先に進む。

 

ヒワダタウンに到着してヤドンのいどのイベントをクリア。ロケット団との戦闘BGMがかっこいい。悪の組織の専用戦闘BGMは第2世代からだったのか。

ガンテツは何かの書籍でガンコ親父みたいな説明がされていたような覚えがあるが、どちらかと言うと熱血で気前のいいおっちゃんというような雰囲気。50歳くらいの喋り好きな魚屋の大将的なアレ。

 

ヒワダタウンのジムをクリア。せっかくのジョウト地方なんだから新ポケを使って欲しいと思わないでもない。レディバは当然のこと、ストライクが許されるのならヘラクロスも許されるんじゃなかろうか。ジムリーダー戦のBGMはとても好み。徐々に盛り上がっていくような雰囲気が非常に好き。

 

ウバメのもりでずつきの技マシンをもらい、手持ちのレベル上げも兼ねてあちこちずつきしまくっていたらなんかヘラクロスが落ちてきた。大好きなポケモンなので性別が♂でそこそこの個体値を持つ個体を厳選して捕獲する。

ずつきで落ちてくるポケモンには色々種類があるが、朝だとアーボやヘラクロスは寝ていて、夜だとオニスズメが寝ているのがネタが細かくて好き。ゲームの中でキャラの生態が垣間見えるとテンションが上がる。

時間システムは3世代では撤廃されてしまっており*2、いつもの主戦場で楽しめないのが非常に残念である。その後次々回作のダイパで曜日要素と共に復活。それだけ人気のシステムだったんだろう。

 

コガネシティのジムをクリア。ヘラのつのでつくが最強すぎてマグマラシの出番がほとんどない。難関ポイントとして有名なミルタンクは混乱による自傷で勝手に死んでいった。

変な岩に経験値を吸われた

 

おいしいみずとミックスオレを買い込み、ウソッキーを捕獲してどんどん先へ。第2世代のライバルは妙に毎回回復した直後に現れてくれるので精神的に良い。

 

エンジュシティに到着。ヘラのつのでつくで舞妓はんを蹂躙しそのままジムへ。せっかくのジョウト地方なんだから新ポケを使ってあげて欲し(ry

ムウマのお披露目としてはこれ以上ないタイミングなのだが、このようなトレーナー戦であえて見せないことで、自然遭遇した際の驚きを優先しているのかもしれない。ストーリー序盤から新ポケモンを猛プッシュしてくるRSEとはまた違った面白さがあるため、これはこれでいい感じ。

ゲンガーに苦戦しつつもマグマラシで押し切って勝ち。

 

ちょうど金曜日だったのでラプラス目的でつながりの洞窟へ。金銀を題材にした漫画(主人公がワニノコ選んだり、ライバルのベイリーフが捨てられて主人公のポケモンになったり、ピカチュウがタイムマシンで送られてきたり、レンタルバトルイベントでバルキー3兄弟がライバルのフーディンに蹂躙されかけたりするやつ)を読んだことがあり、金曜日限定でラプラスが出現することは知っていた。

野生のイシツブテに消耗させられまくった後、洞窟の外にいたトレーナーのキリンリキに全滅させられるハプニングがありつつも、なんとか最深部に到着。波乗り中は主人公のアイコンがラプラスのフィールド用アイコンになるため、ゲームの中だとラプラスが2匹仲良く並んでいるようでかわいい。

♀でそこそこの個体値を持つ個体を厳選して捕獲。高い種族値とタイプ一致なみのりでほぼ敵なしである。性別厳選の影響でのしかかりの威力が下がるのは仕方ないか。

 

いかりのみずうみのイベントへ。ラジオから流れる怪電波が不気味。

ギャラドスのあばれるをゴーストで受けながら捕獲。使うかどうかはともかくとして旅パに入れる。レベル30の540族はこの時期では破格の強さ。直前に戦うマツバのゲンガーのレベルが25なので、まあそれくらい強い。

そのままロケット団アジトのイベントへ。人間に向けてはかいこうせんをぶっぱなしたりライバルを画面外でボコボコにしたりと大暴れなワタルで笑ってしまう。これ主人公必要か?

ところで、幹部戦のBGMはロケット団の専用のものではなく、一般トレーナー戦のBGMが使われているようだ。違和感がないわけではないが、何分一般トレーナー戦のBGMが名曲すぎてむしろ雰囲気が出るため、あまり問題にならないのがすごい。

 

チョウジタウンジムへ。いかりのみずうみの事件はチョウジタウン内外でそこそこ大きな問題になっていたようだが、その間ヤナギは何をしていたのだろうか。別に外出していたとかではなく、普通にジムにいたらしいのだが。

ジム戦はヘラクロスマグマラシでクリア。水タイプのポケモンが多かったためラプラスの活躍はおあずけ。

 

体調不良のミルタンクを横目にアサギシティに到着。トレーナーと戦いつつアサギのとうだいに登ると、病気?のデンリュウとミカンがいた。この辺り体調不良のポケモン多いな。

 

海を渡ってタンバシティへ。道中でゴルバットクロバットに進化したため、ジム攻略はサクサク。シジマはポケスペの影響でカポエラーを使うイメージがあったが、手持ちにバルキー3兄弟の影はどこにもなかった。そのままクロバットで全部薙ぎ倒してクリア。

スイクンとミナキのイベントを見てからアサギシティに飛び、再びアサギのとうだいへ。この灯台建て直した方がいいと思う。なんで最上階に登るために一回落下する必要があるのか。ミカンも最上階へ登るたびに一々落下を挟んでいると思うと面白いが。

 

アサギジムはマグマラシで押し切ってクリア。はがね相手に弱点を突けるのがとてもえらい。シリーズ通してほのお御三家の大きな強みだと思う。

ミカンは「シャキーン!」と言わなかった。あれ地味にHGSSの新要素らしい。

 

コガネシティのラジオとうがロケット団に占拠されたとのことなので経験値をしゃぶりに向かう。アカネは何してるんだろう。

マグマラシクロバットヘラクロスラプラスのメイン4匹にそれぞれ役割があり、要所要所で全員しっかり活躍するのがとても楽しい。地下通路奥のライバル戦後にマグマラシが進化して、旅パの顔ぶれとしてはこの時点で一応最終形態になった。岩や電気が一貫しまくるのでバランスは決して良くないが。

ロケット団の幹部はルビサファ以降のように個別に名前が与えられておらずトレーナーのドットも性別ごとで同一のものが使用されているのだが、口調や使用ポケモンなどで明確に別キャラとして区別されているのが面白い。

この辺りになると敵のトレーナーが使うポケモンもどんどん種類が増えてきて、様々なポケモンのドットの動きを楽しむことができる。アーボックの尻尾の動きが非常にエロいリアルで感動した。

 

スズのとうで坊さんから経験値を吸う。スイクンは殿堂入り後に厳選するつもりなのでイベントはまた後で。

 

こおりのぬけみちを通ってフスベシティへ。途中でたきのぼりのひでんマシンをスルーしなくて本当に良かった。

ジム挑戦中にれいとうビームを覚えたラプラスでイブキを破壊してクリア。キングドラはほろびのうたで可哀想なことになってた。

ジョウトの女性ジムリーダーは素直にバッジくれないやつ2人人気すぎて次々回作品でゲスト出演したやつで構成されててやたらとキャラが濃い。何となくジョウト地方は女性ジムリーダーが多いイメージがあったのだが、男女比自体は5:3とむしろ少ない方。単純に各キャラの印象が強かっただけらしい。

そのままりゅうのあなイベントも終わらせてフスベのイベントを完全クリア。長老からの質問は適当に返してたらめっちゃ聞き返されてなんだこいつってなった。

 

トージョウのたきを抜けてチャンピオンロードへ向かう。有名な「きみは いま! カントーちほう への だいいっぽを ふみだした!」というセリフを聞いてテンションが上がる。これ殿堂入り直前に聞けるセリフだったのね。

ライバル戦を終えてリーグに挑戦。こちらのメインキャラのレベルは大体40前後と明らかに不足していたが、敵に合わせてラプラスヘラクロスクロバットを使い分けながら攻略していく。バクフーンはにらみつけるとえんまくで頑張ってた。御三家の最終進化系とはいえ、かえんぐるまだと流石に火力不足感が否めない。サポートとしては優秀だったのでセーフ。

回復薬の消費もそこそこにワタルに挑戦する。ラプラスで乗り切る予定だったが、プテラいわなだれの追加効果を全部発動させる形で大暴れ。結局げんきのかけらを使いながらいわなだれのPPを全部削り切る形で乗り切ることに。まさかストーリーでもPP合戦することになるとは思わなかった。

プテラさえ乗り切れば後はラプラスを通すゲーム。カイリューのかみなりやリザードンかえんほうしゃを全て受け切り、ラプラスが暴れ回って完全勝利。終わってみれば回復薬もプテラ戦以外ではそこまで消費せず、割と余裕を持った殿堂入りだった

 

☆殿堂入り時点の旅パ簡易解説

バクフーン♂ Lv42

御三家。なんか常に火力不足感が否めなかった。とはいえ、技の不足の関係で第2世代では妙に弱点を突きづらい氷や鋼を焼き払う重要な仕事があり、アサギジムなど要所要所でしっかり役割を果たしてくれた。ストーリー後半では主にえんまくとにらみつけるによるサポートで活躍していた。

その役割上後半戦ではとりあえず戦闘に顔を出す機会が多く、他のポケモンの経験値を吸い取っていたため活躍の割にレベルが高め。

 

クロバット♂ Lv41


くらやみのほらあなでレベル2で捕まえてからなんだかんだ最後まで着いてきた。火力不足すぎて何度も捨てようかと思ったが、ちょうおんぱによる運ゲーが便利すぎたので結局最後まで生き残った。

かみつくを覚えた辺りからは立派な戦闘要員として活躍し、タンバシティでクロバットに進化してからは一時的なパーティエースにまで成長。毒無効を活かして特にロケット団戦で重宝した。

相手の上から混乱をばらまくことに定評がある。バッジ効果があるとはいえ、まさかワタルのプテラを抜けるとは思わなかった。

 

・ゴースト♂ Lv27

マダツボミのとうにて捕獲。友達がいないのでゲンガーに進化できずに終わった。

さいみんじゅつとナイトヘッドで主に捕獲要員として活躍していた子。相手のノーマルと格闘を受けるためにワンポイントで登板したりもした。

特性がないのを忘れていてマグニチュードを食らって死ぬやつ多分5億回くらい見た。

 

ヘラクロス♂ Lv39

ヒワダタウン付近で適当にずつきして遊んでたらなんか落ちてきたやつ。後から調べたら、ずつき出来る木にも色々種類があり、その中でもヘラクロスが出現する木は数が少ないそうなので相当運が良かったらしい。

かわらわりは今作では使えないが、にらみつける+つのでつく(中盤以降はかいりき)がシンプルに強すぎて要所でゴリ押していた。ライバルのアリゲイツ(オーダイル)をタイマンでぶち抜くのを生業にしており、毎度経験値を美味しそうに吸っていた。

HPを少なく保ってきしかいせいで大暴れしてやるぜ(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)みたいなことを考えていたが、結局きしかいせいを覚える前に終わった。

 

ラプラス♀ Lv42

フィールドでなみのりを使えるようになったのがちょうど金曜日だったのでわざわざつながりのどうくつまで出向いて捕まえた子。

タイプ一致のなみのりによる火力と高い耐久力、あやしいひかりやほろびのうたなどの優秀な搦手で加入時点からストーリークリアまで常に大活躍だった。フスベジム途中でれいとうビームを習得してからは更に無敵の存在になり、最終的に殿堂入りの立役者にまでのし上がった。

パーティの紅一点。かわいい。

 

ギャラドス♂ Lv30

赤いやつ。秘伝要員。捕獲直後のレベルはパーティ内最高だったが、その後一度も経験値をもらうことなく終わった。

ワタル戦にてプテラいわなだれのPPを1削る功績を残した。

 

総括

・音楽がとても良い

一般トレーナー戦やスイクン戦などそもそも名曲が多く、僕がピコピコ音が好きなのも相まって最高だった。

・ドットの動きがリアル

ドットの荒さを逆に上手く活かしている印象。特にアーボックの尻尾の動きは感動もの。

個体値システム

個体値の幅が狭いおかげで、ストーリー中のプチ厳選が非常に楽だった。性格のシステムが存在しないのも救い。

努力値システム

その仕様上、手に入る努力値に気を使わずに相手のポケモンを倒しまくれるのが良かった。キルリアを先頭に114番道路にしばらく籠るようなことはしなくてええんや...

・ボックス操作の煩わしさ

第3世代にどっぷり浸かっている人間なので、この先も慣れることはないと思う。多分。

・女性ジムリーダー

バッジをよこせ。

 

というわけで、今は手始めにということでスイクンの厳選に着手しております。最終的にBFEFF個体をリセットしてD7FFE個体で妥協しました。意味分からんね。

 

ではでは。

*1:エメラルド版が最新作品及び第3世代は最新世代(自明)であるため、その1つ前の世代で最も後発のクリスタル版は当然準最新作品である。

*2:エーフィとブラッキーの進化条件は時間に依存するため、完全に消滅しているわけではない。